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2024.04.19

ー少年サッカーにおけるポジションの役割と決め方を詳しく解説ー

少年サッカーでは子どもたちの特性に合わせてポジションを決定します。
サッカーについて詳しくない方は、ポジションにどのような役割があるのか知らない場合があるでしょう。
少年サッカーでは主に4つのポジションがあり、求められるスキルが異なります。

・フォワード
・ミッドフィルター
・ディフェンダー
・ゴールキーパー

本記事ではポジションと役割について詳しく解説します。
あわせて、ポジションの決め方も紹介しているため参考にしてください。

 

少年サッカーの主なポジションを4つ解説

少年サッカーでは主に4つのポジションがあります。
それぞれ特徴や役割が異なるため、詳しく解説します。

 

1. フォワード(FW)

フォワードはチームの先頭で得点を奪っていく攻撃的なポジションです。
ゴールを狙う役割があり、相手のディフェンスを抜け出すスピードと正確なシュートスキルが求められます。
味方の状況を判断しながら得点を入れていくため、守備の技術も必要です。
ゴール前の混戦やチャンスを見逃さない判断力も問われます。

 

2. ミッドフィルダー(MF)

ミッドフィルダーは攻撃と守備の両方でプレーするポジションです。
相手チームからボールを奪ったりキープしたりして、チームの攻撃をサポートしながら守備する役割を果たします。
ミッドフィルダーは攻撃の起点です。
チームの中心となりボールをつなぎながら攻撃を展開していくため、パスや守備を得意とする選手が向いています。
広範囲に動き回るミッドフィルダーは、高い運動量とスタミナが求められるでしょう。

 

3. ディフェンダー(DF)

ディフェンダーは相手の攻撃を阻止するポジションです。
相手のフォワードやミッドフィルダーと対立し、ボールを奪い返したり、相手のシュートを防いだりする役割を果たします。
マーキングやブロッキングを活用し、失点を防ぐ守備がメインです。
ディフェンダーは、相手のクロスやボールをクリアするスキルが求められます。
チームメイトとのコミュニケーションを通して、守備ラインの維持が大切です。

 

4. ゴールキーパー(GK)

ゴールキーパーはチームの1番後ろでゴールを守る最後の砦です。
相手からのシュートを防ぐ役割があり、サッカーするうえで唯一、手を使っても許されるポジションです。
予測不能なシュートに素早く反応し、ボールをキャッチまたはクリアする判断力が問われます。
ボールの進行方向から適切なタイミングで飛び出してボールをキャッチ、ブロックするスキルが必要です。
ゴールキーパーは、冷静さと相手の動きを読み取ることが大切です。

 

少年サッカーのポジションをさらに細かく分けて紹介

上記で紹介した4つのポジションのうち、ゴールキーパーを除いた3つはさらに細かく分類されます。

フォワード センターフォワード フォワードのなかでも最前線で攻撃する
ウイング 左右を担当しサイドやゴール前から得点を狙う
ミッドフィルター センターハーフ 中央から前線にパスして攻撃する
サイドハーフ 左右を担当しドリブルで守備を突破する
オフェンシブミッドフィルダー(トップ下) ミッドフィルダーのなかでも攻撃的な役割がある
ボランチ(ディフェンシブハーフ) 後方から攻撃できるようにサポートする
ディフェンダー センターバック 中央でプレーしゴール前の攻撃を止める
サイドバック 左右でサイドハーフと連携しながら攻撃する

 

攻撃の仕方やチームへのサポート方法はポジションによりそれぞれです。

なかでも、オフェンシブミッドフィルダーには「シャドー」と呼ばれるポジションがあります。フォワード選手の後方からゴールを狙う影のストライカーです。

またボランチには「アンカー」と呼ばれるポジションがあります。ディフェンダーのなかでもより守備に徹する役割があり、相手の攻撃を未然に防ぎます。

 

少年サッカーのポジションの決め方

少年サッカーのポジションの主な決め方を解説します。
チームやコーチにより決め方が異なる場合もありますが、ポジション同士に優劣はありません。
すべてのポジションにおいて重要な役割があり、チームのバランスを考えて決定されることを覚えておきましょう。

 

選手の特徴から決める

選手が得意なことを発揮できるポジションを選ぶことが重要です。
苦手なポジションでは最適なプレーはできません。
スピードに優れている選手は攻撃的なポジションに適し、攻守の切り替えがうまい場合にはミッドフィルダーが向いている可能性が高いでしょう。
すべての選手において長所や短所を考慮し、チーム内で良い動きができるようにポジションを決定する必要があります。

 

ポジションで求められる役割から決める

これまで解説したように、各ポジションでも止められるスキルや役割が異なります。
たとえば、パスや組織力に優れている選手はミッドフィルダーとしてチームを牽引できます。
正確にシュートでき、高いゴールスキルのある選手はフォワードにおいて活躍できるでしょう。
選手が持つ技術や特性を活かせるポジションを選択し、目標に合わせたサッカーチームを目指すことが大切です。

 

選手の近い将来をイメージして決める

少年サッカーでは選手の将来性を考えることが大切です。
成長や発展に合わせてポジションを調整し、最大限のポテンシャルを引き出す必要があります。
ミッドフィルダーとしてプレーしている選手のフィジカルからディフェンダーに移行させると、将来的な成功につながる可能性が高まります。
3年後や5年後といった遠い未来ではなく、半年や1年後と近い将来からポジションを決定すると、選手もうまく成長できるでしょう。
選手の将来像を考慮し、長期的な視野でポジションを決定していきます。

 

まとめ

少年サッカーのポジションは主に4つです。
・フォワード
・ミッドフィルダー
・ディフェンダー
・ゴールキーパー

フォワードはチームの得点を入れる攻撃的な役割を担い、守備をメインにするポジションがディフェンダーです。
ミッドフィルダーは攻撃と守備の両方でプレーします。そして、チームの最も後ろでゴールを守るポジションがゴールキーパーです。
ポジションの役割がわかると、より深くサッカーのことを理解でき、これまで以上に楽しめるでしょう。