少年サッカーの日が雨だと何を持って行けばよいのか、持ち物に困る保護者もいるのではないでしょうか。
プレーする子どもはもちろん、観戦者も適切な雨対策をする必要があります。
雨の日は当然濡れるため、多めの着替えとタオルは必須です。
観戦者は傘よりレインコートを持参したほうが、周りの迷惑にならずにすむでしょう。
本記事では、上記のほかにおすすめの持ち物を紹介しています。
あわせて雨の日に少年サッカーをするときの注意点も解説しているため、参考にしてください。
【子ども向け】雨の日に少年サッカーをするときの持ち物
まずは、雨の日にサッカーをする子どもにおすすめの持ち物を紹介します。
大きめのビニール袋
大きめのビニール袋は何枚か持参しておくと便利です。
雨の日は着替えやタオルなど濡れたものを入れる袋が必要です。
衣類のほか、リュックやサッカー道具などもビニール袋に入れておくとよいでしょう。
カバンに直接入れると濡れるため、衛生面も気になります。
一式ビニール袋に入れたほうが持ち帰るときも楽でしょう。
防水ウェア
少年サッカーが雨の日は、防水ウェアを着用すると子どもが気兼ねなく練習できます。
防水ウェアのなかには雨や風の侵入防止機能がついたものもあります。
防水性のほか汗を逃す透湿性が高いか、動きやすいように伸縮性があるかなども重視して選ぶことがおすすめです。
雨の日は通常よりも動きにくくなるため、機能性を十分にチェックしておきましょう。
タオルと着替え一式
雨の日は当然濡れるため、着替えとタオルは必須です。
濡れたままだと体温が下がり、風邪を引くリスクがも高まります。
濡れた体はタオルで拭き、着替えるように子どもにも伝えておくと安心です。
また、タオルは多めに入れておくと、子どもだけではなく観戦者にも使用できます。
ピステ
ピステとはサッカーの練習中に着用する防寒着です。
ウィンドブレーカーに似たナイロン製のものですが、基本的にフードやファスナーはありません。
ピステは撥水性に優れていることから、雨の日でも安心して着用できます。
冬用に厚手素材のピステもあるため、季節に応じて複数枚用意しておくとよいでしょう。
冬はベンチコート
寒い季節にはベンチコートが必要です。
防寒性が高いほか撥水加工や防風効果があると、雨の日にも活用できます。
プレーする子どもはもちろん、観戦者も着用できるため雨の日には用意しておくのがおすすめです。
ベンチコートはロングやショートなど、丈感がさまざまなのため動きやすいものを選んでください。
雨用のスパイク
雨の日はグランドの状態がよくないため、耐水性の高いスパイクがおすすめです。
なかでも、人工皮革や合成皮革、合成樹脂なら汚れがつきにくく、クロスで水拭きするだけお手入れできます。
濡れたり泥で汚れたりするとお手入れも大変になるため、素材も重視しながら選ぶとよいでしょう。
雨の日と晴れの日と両方兼用できるスパイクなら、履き替え用にも便利に使用できます。
【保護者向け】雨の日に少年サッカーをするときの持ち物
雨の日の少年サッカーは観戦したり送迎したりする保護者も対策が必要です。
ここでは、雨の日におすすめしたい保護者向きの持ち物を紹介します。
レインコート
少年サッカーでは、雨の日だと雨よけがあることがほとんどです。
しかし、雨具として持っていくなら傘よりレインコートのほうが便利です。
傘だと周りに迷惑がかかる可能性もあり、出し入れするのが面倒になる場合もあるでしょう。
レインコートなら両手があくため、移動や観戦がしやすくなります。
レインハット
アウトドアやフェスなどで使用されるレインハットは、一つ持っておくと便利です。
名前のとおり、雨水を弾いてくれるため頭が濡れずにすみます。
撥水性のほか透湿性に優れていると汗を吸収しやすく、雨の日に限らず使用できます。
帽子は日差しの強いときにも活用できるため、常備しておくことがおすすめです。
レインブーツ
雨の日はぬかるみやすいため、レインブーツが重宝します。
普段履いているスニーカーだと雨水がすぐに浸入し、不快に感じる可能性があります。
濡れたスニーカーは乾かすのも大変のため、撥水性の高いレインブーツを用意しておくとよいでしょう。
雨の日に少年サッカーするときの注意点
普段と違う天候で行う少年サッカーは、プレー時にいくつか注意点があります。
子どもがケガをしないように、保護者も理解しておくことが大切です。
ウォーミングアップは入念にする
雨の日はウォーミングアップを普段より十分に行う必要があります。
濡れると体温が下がり、筋肉が冷えるとケガをしやすくなるからです。
ランニングやストレッチなどで体を温めてから練習を行いましょう。
ケガ予防のためクールダウンも入念にすることが大切です。
ボールの取り扱いに注意する
普段と雨の日ではサッカーボールの取り扱いも異なります。
雨水によりサッカーボールは滑りやすくなるため、うまくコントロールできない可能性があります。
いつもと同じプレーをしていたとしても、足元には十分注意を払うことが大切です。
普段通りのプレーができない可能性がある
雨の日はボールが滑りやすくなるほか、グランドの状態も悪くなるためプレーに支障が出ます。
走りづらくなったり、濡れたことで体が重くなったりと不快感を覚えることがあるでしょう。
プレー中はボールのコントロールが難しくなり、正確なパスやシュートができない可能性もあります。
また、雨でぬかるんだグラウンドは滑りやすくなるため、より慎重なプレーが求められます。
適切なトレーニングと準備を行い、雨の日の状況に適応したプレーが大切です。
まとめ
雨の日は普段と異なるため、プレーする子どもも観戦者も下記の持ち物を参考にして用意しておくとよいでしょう。
【子ども】
・大きめのビニール袋
・防水ウェア
・タオルと着替え一式
・ピステ
・冬はベンチコート
・雨用のスパイク
【保護者】
・レインコート
・レインハット
・レインブーツ
雨の日は濡れることによる不快感や動きにくさを感じます。
しかし、雨の日は通常と異なる環境でプレーできるため子どもにとっては貴重な経験です。
安全に練習できるように、十分に雨対策をしておきましょう。